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徳島大学空手道部の流派とルール
徳島大学空手道部の流派

徳島大学空手道部は古流空手道という流派の道場で,古流空手道は礼のある武道・スポーツ化されていない武道を目指して植村和永らによって作られたそうです.

空手道の四大流派(剛柔流,糸東流,和道流,松濤館流)の中では剛柔流に近い空手道流派であり,型は那覇手の型を稽古している.組手はフルコンタクトと呼ばれる直接打撃で防具は付けない.

型と組手については,このページ下で詳しく説明してあります.

空手道三戒

古流空手道には3つの戒めがある.

私憤追放(読み:しふんついほう),怒ることなかりしや

反省是正(読み:はんせいぜせい),驕ることなかりしや

破邪顕正(読み:はじゃけんせい),恐れることなかりしや

徳島大学空手道部では,主に下の9つの型を稽古している.

三戦(読み:サンチン) , 柔の型 転掌(読み:テンショウ)

撃砕第一(読み:ゲキサイダイイチ) , 撃砕第二(読み:ゲキサイダイニ)

砕破(読み:サイファ) , 制引戦(読み:セイユンチン)

四向戦(読み:シソウチン) , 太極(読み:タイキョク)

開手 三戦(読み:カイテ サンチン)

組手

前述したとおり直接打撃ルールによる組手稽古であるが,実際の組手稽古では重大事故を防ぐために,拳サポーターと足サポーターをつけてしている.

組手試合の勝ち負けの判定は,極め技による「技有り」と,突きや蹴りによって相手が戦意喪失する「一本勝」がある.技有りは2本で勝ちとなる.

反則(禁じ手)となるのは,顔面への拳・膝・肘での攻撃,金的への全攻撃,頭突きによる打撃,明らかに戦意喪失となっている相手への攻撃,その他相手への敬意のない攻撃と審判に判断された攻撃である.

突きによる首から下への攻撃,背足と上足底による攻撃(上段への打撃を含む),投げ技,関節技が組手試合では認められている.

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